仕事内容のおさらいをしてみる
あまり知られていない八百屋さんの裏側の話。
自分でもあれこれやりすぎてなにが本当の業務なんだっけってわけわからん状態になりかけてるので、一度初心に立ち返ってみようと思う次第。
まず前提として自分の会社は八百屋という業種の中で「業務用卸」というジャンルに当たる。
レストラン、居酒屋、弁当工場などの外食・中食企業さんから注文された野菜を市場や産地から買い付けて、倉庫で選別して配達をする。
いわば外食産業の裏方ポジションである。
そういう会社では大体が深夜の出荷作業から配達がメインの業務。
うちの会社では夜中の3時〜昼の12時くらいが定時で、一般社員は大体がこの業務内容。
平均的に12時間労働。この業界では珍しく残業代支給・有給取得も可能。(普通のことなんだけど、業界全体がアレすぎるもんで……)
自分の場合はポジションが少し違っていて、朝5時に出勤したら配達とデスクワークはほどほどに、その後の外回り営業がメイン。
既存のお客様へ季節の案内などをしてみたり、新規のお客様と新たに取引を受けたり…。
肩書きはマネージャーという悲しみの中間管理職ポジション。
自然相手の商売
野菜である以上、当然の事ながら気候天候に大きく左右される世界。
暑すぎたから野菜が育たない、寒すぎてもダメ。
雨不足、雨降りすぎ。
もう色々ある。
シャレにならないやつだと、
台風とか大雪とか。
市場に物が全く入ってこなくなる事なんてザラにあってお客様のご注文に応えられない場合もある。
でもさ、しょうがないよね。
農家さんだって、死んでまで野菜収穫しないでしょ。
そこは文句言っちゃいけないよね。
それらをカバーするためにいろんな産地とかと繋がったりしてるんだけど、カバーしきれない時もあるのがこの業界。
必要なものは先読みする力
代わりの提案を即答できる知識
自然を愛する心
これらを忘れないように生きていきます。